「くそ…!どうしたら……どうしたらいいんだ……!!」 ズキズキと痛む胸。 罪悪感。情けなさ。無力さ。悲しみ。歎き。 ああ、自分はなんと愚かだったのだろうか……。 ぐっと堅く拳を握り俯いた後、ネオードは天に向って叫んだ。 「俺はどうしたらよかったんだ……!!教えてくれぇ!フィルーー!!!」 真っ暗な。 誰もいない暗闇の中で。 ネオードは号泣した。 あの日と同じように。