My fair Lady~マイフェアレディ~

それからまた一週間が過ぎた。
腹は大分傷が塞がったが、走ったりすると傷が開く恐れがある。
歩く時もなるべくゆっくりを心がけていた。


街に行って次の日。
また彼は俺を置いて、一人出かけてしまった。


ネオードも来ない。
一体あの日ネオードに何があったのか。
彼に聞いても曖昧に返事を返すだけだった。



そして、ある日。


彼は笑いながら帰って来た。