「パパン…」 俺はフラリと立ち上がった。 どうしようもなく、彼に会いたい。 きっと、彼は笑ってくれる…。 俺は着替えて、用意された食べ物に目もくれずに走り出した。 家を飛び出して、必死に草原を走る。 太陽の位置からして、まだ午前中だろうか。それでも空気は生暖かかった。 必死で家を目指す。 そうだ。彼に直接確かめればいいんだ。 きっと、笑ってそんなわけないだろって。 言ってくれる。 早く、早く。