My fair Lady~マイフェアレディ~

鬱蒼とした森を歩く。
どんどん深い所まで入っていくので、俺は迷子にならないように、彼と手を繋いで歩いた。

「どこまで行くの?」

俺の声に彼は視点を下げて俺に合わせた。

「もう少し先に行くとな。実が沢山なってる所に出るぞ。」

「本当に?」

俺は嬉しくなってふふ、と笑っていると前を歩くネオードが振り向いた。

「だからって一人で突っ走って迷子になるなよ」

そうニヤリと笑って釘を刺す。

「わかってるもん」

俺はぷくっと頬を膨らませて抗議した。膨らんだ頬を彼が突っつく。