朝食の準備はもう出来ていて、服を着替えて顔を洗って席に着こうとしたらネオードがそこに座っていた。

「ネオ!おはよう!!」

ネオードに飛びつくと頭をゆっくり撫でられて「おはよう」と返してくれた。
なんだか、疲れているように思えた。

「ネオ…?」

顔を見上げると、彼の目の下には大きなクマが出来ていた。

「ネオ…どうしたの?なんか疲れてる…?」

「何でもねーよ」

大丈夫だと言うネオードに俺がまだ何かを言おうとすると、ひょいっと後ろにいた彼に抱き上げられてしまった。

「ネオードは仕事で寝てねーんだ。あんま困らせるもんじゃないぞ」

「……うん」

俺は彼の言葉にしぶしぶ従った。そしてネオードの向かい合わせに座らされた。
料理を全て運び終えた彼は俺の隣に座る。