「ネオぉ…」

だが、それまで誰がその地獄を耐えるものか。
俺は目を潤ませてネオードを見た。

「そんな目で見ても俺は何もしないぞ」

「え?!ひどっ!!」

「そんなん拒否したらアイツ、目に見えて機嫌悪くなるだろうが」

かなりごもっともな意見でした。

「ま、死に掛けてたら助けてやるよ」

うん、貴方はそういう人だと思ってたよ。あーん…

「パパンは…普段ああいう事しないタイプだと思うんだ…」

「ああ、俺もあんな所初めてみたぞ」

「……おれ、限定?」

「奴如く、嫌がる様がいいんだとよ」

「………それって…嫌がらせ?」

「ただのサディストだろ」

そんな事を話してたら彼はしっかりと服を着て髪を乾かして艶のある肌で戻ってきた。


ああ、逃げられなかった。