「まぁ、ナギサちゃんは、割とサッパリとした性格そうだから…
シノブ、ほら今度の日曜の試合、ナギサちゃんを誘え」

「はぁ?」

「応援に来て下さいってさ」

「この状況で来るか?」

「来る」

「何でわかるんだよ」

「『ケジメ』だよ『ケジメ』」

敦が意味不明なことをほざく。

仕方なく、俺は渚にメールを送ってみることにした。