「ナギサちゃん、来るって」

敦が勝ち誇ったように、みんなに宣言する。

「おぉ……、シノブの彼女か、どんな娘だろ」

野郎どもがにわかに騒ぎ出す。

「そりゃ、もう、めちゃ、綺麗で括弧イイ娘」

「うぉぉ……」

「このシノブに……」

野郎たちの好奇の目が俺に注がれる。

な、なんだ、俺の、か、かのじょが渚で何が悪い。

俺はチームのキャプテン、フォワードの忍様だぞ!