「うん、分かった。先行ってろ。」 ちょっと心の準備が必要だから。 「分かった!待ってる。」 ニコっと笑って自分の部屋に入って行く美湖。 どうしよう…。 俺、我慢出来るのか? 少しの間、落ち着くために俺は夏の夜風にあたっていた。