ハッピーエンド・スーパーノヴァ

そうか、ヨドミちゃんを傷つけるわけにはいかない。

彼女を傷つけるくらいなら、俺は甘んじて自分の胃腸をカフェインの暴走の前にさらそうではないか。

しかし客人にそれを強要するのは酷というものだ。

俺の心配をよそに、事務所奥のパントリーから、ヨドミちゃんがローリングストーンズの「黒く塗れ」を鼻歌で歌っているのが聞こえた。

「さてヨッシー。あなたはどうしてメロンパンナちゃんが地球に侵略してくると知ったのだ?」

ボスはヨッシーに聞いた。