何かが、壊れている。

何かが、失われている。

でも、誰もそれに気付かない。

気付こうとしない。


でも・・・

子供達は?

それが子供達の心を壊しているのだとしたら・・・?


何がそうさせているの?

それを止めることは出来ないの?


私はもう・・・

あの子達に、あんな顔はさせたくはない。




リディアは、ケインに告げる。


「動力炉へ、連れて行って。」