カラスは、ゆっくりとその箱の蓋を取った。 途端に箱の中から青白い光が格納庫全体に放たれる。 リディアは思わず手を翳す。 「それは・・・!!」 「ジプサム・・・だよ。」 カラスはその箱を飛行機の翼の上にそっと置く。 「ええっ?!」 「正確に言うと、人工ジプサム。」 「この子の父親の・・・ね。」 カラスの母親が言う。 「お父様・・・の?」