「ここはよ、俺達ナユタにとって、神聖な場所なのさ。
このカルマの森自体、普通の奴らは近付こうとしねェ。」
「そうなの?!」
「ああ。こんな所に住めるのは、シュラムの村の奴らくらいよ。
でないと、ジプサムの力が強すぎて、とてもまともな生活なんか出来やしねェ。」
「ぁ、ねぇユウリは・・・大丈夫なの?」
「大丈夫じゃねェって言ったら、お前は引き返すのかよ・・・?」
「ぁ・・・。 ごめんなさい・・・。」
「ま、今、俺はお姫様のナイトって事になってるみたいだからよ、あそこまでは連れてってやるけどよ・・・。
そう言うお前はどうなんだ?」
「私? 私は・・・大丈夫みたい。」
ユウリは湧き出る額の汗を拭いながら先を急ぐ。
その足は、踏み出す度に重くなっていくように思える。
(リディアは、やはりシュラムの人間だから・・・受け入れられているのか・・・、
それとも・・・本当にジプサムの申し子なのか・・・)
このカルマの森自体、普通の奴らは近付こうとしねェ。」
「そうなの?!」
「ああ。こんな所に住めるのは、シュラムの村の奴らくらいよ。
でないと、ジプサムの力が強すぎて、とてもまともな生活なんか出来やしねェ。」
「ぁ、ねぇユウリは・・・大丈夫なの?」
「大丈夫じゃねェって言ったら、お前は引き返すのかよ・・・?」
「ぁ・・・。 ごめんなさい・・・。」
「ま、今、俺はお姫様のナイトって事になってるみたいだからよ、あそこまでは連れてってやるけどよ・・・。
そう言うお前はどうなんだ?」
「私? 私は・・・大丈夫みたい。」
ユウリは湧き出る額の汗を拭いながら先を急ぐ。
その足は、踏み出す度に重くなっていくように思える。
(リディアは、やはりシュラムの人間だから・・・受け入れられているのか・・・、
それとも・・・本当にジプサムの申し子なのか・・・)


