「次は『モ○○フ』をおぼえよっか」

「はい」

また手を添えられて。

「分かる?」

顔を覗きまれたり。

「うまいよ」

耳元で囁かれたり

ちょっと。釜石さんワザとなの?

意外と大悪魔な釜石さんとの、ラッピング講習会は、こんな風に過ぎて行った。

最初はこんな感じだったけど、私もドキマギしながらも、仕事は着々と覚えていったんだ。