「心配したのよ…」 姉さんは、いつもの冷静さをなくして泣いていた。 「ルドルフになにかあったりしたら… 私は、気が触れてしまうわ。 ルドルフが帰って来なかったら、って考えたら私… 恐ろしくて」 「姉さん… 心配かけてごめんなさい。 エリーナ叔母さんの店みたいな店を見つけてさ。 ショーウィンドーに見とれてたんだ!」