***** 翌日も、その翌日もアキヒロはつかまらない。 ケータイすら持っていないアキヒロを捕まえるのは、ちょっと難しい。 必要なときにいなかったら、腹が立つ。 常に連絡がとれないと許せない。 今までにいた、そんなオトコとアキヒロは全然違う存在だ。 会いたい時に会えれば、それでいい。 会えなかったら仕方がない。 ちょっと、寂しいけど。 駅への道を戻りながら思い返す。 アキヒロの横顔。 何から何まで思い出せる。