チョコレートより甘い恋

「もう決定だね。」


逹木くんが立ち去った方をぼけーっと見つめて間抜け顔をしていたあたしに、よりちゃんは自信あり気に一人頷くと


「あんた、バレンタインは告白しな。絶対!上手くいくから。」


さり気なく、ごく自然にとんでもないことを言い出した。


「えっ?えぇー?」


確かに、バレンタインは頑張るって言ったけど、実際はよりちゃんが考えてくれた作戦も満足に出来なくて。


結局、逹木くんに対して何のアピールも出来てないのに…。


しかも、絶対…って。


その自信はどこから…?


逹木くんは人気あるし、モテモテだし。


あたしなんて…


「む、無理だよ。」


絶対無理なのに。