「――…それじゃ、ゆっくりしてってね。」 「はい。おじゃまします。」 遠くの方でお母さんと話すよりちゃんの声が聞こえて目を覚ました。 あ、もうそんな時間なんだ… 寝呆けた頭でそんなことを思いながら時計に目をやると、もう5時過ぎになっていて驚いた。 もう真っ暗だ。 よりちゃん、来るの遅かったのかな? ていうかあたし、1日中寝てたんだ… お昼も食べてないや。 お腹すいたかも…なんて思って体を起こすと、部屋のドアが静かに開いた。