その後は、熱で頭がぼーっとしていて。 授業終了のチャイムが鳴るその時まで、ずっと逹木くんの姿を眺めていた。 そして―… 「オッケー、完璧!」 放課後、借りたジャージを洗ってから返すことを逹木くんに伝えて、逃げるように帰ってきたあたしは 何故か家まで押し掛けてきたよりちゃんに顔をいじられていた。 「激カワ!」 手を止めて立ち上がったよりちゃんは、少し離れてあたしの顔を確認すると興奮したように叫んだ。