「おぉ~こわいこわい←棒読み」

と久柳はふざけた感じで言った。

「おいてめぇぶっ飛ばすぞコラ(怒)」

といって久柳のそばに行き久柳の胸倉を掴んだ。

「あぁ?っるせぇのはおめぇだろ?ごちゃごちゃ言わずにさっさとアリスと決着つけたらそうだ?」

と言って久柳は紅の腹を容赦なく殴った。

「ゴフッ(チーン)」

「…勝者!アリス&久柳チーム!!(チーム?」

と、司会の梨音は言った。

「な、何で…2対1なんてひきょ…」

「お前には梨音がいるだろう?」

と久柳は紅を見下したような眼で見た。

「り、梨音…なんで…ガクッ(チーン)」

「え?え?そーいうルール!?」

と梨音は戸惑ったような声で言った。

「てゆーかとりあえず久柳ありがとう?」

とアリスは疑問混じりに久柳にお礼を言った。

「てかもう客いねーし!」

とガクッと梨音は肩を落とした。

「そ、そんなバナナー!」

と、紅は変な言葉を言った。

「「「………………。」」」

そして軽くスベった。

「す、すみません。」

「行きましょ。」

「行くか」

「そだね。」

と紅を置き去りにしたアリス一行はなんとなくお城の王様にご挨拶に行くことにした。