幾美視点
校門前にて   8:17

幾「早くしないと遅れちゃうよー!!」

勝「分かってるってばぁ!っとっとっと、ちょっと幾美ー!
クラス発表の紙が張り出されてる!」

幾「あ、ほんとだ!!えーと…どれどれ…あ、あった!!」

勝「こっちもあったよー!私5組ー!」

幾「私は3組ー!一緒じゃなかったね・…」

勝「休み時間遊びに行くからさー、気を落とさないで?」

キーンコーンカーンコーン

幾「うー・…分かったー…って急がなきゃ!!」

勝「うん!」

タッタッタッタッタッタ・…

本気で走る二人。しかし女子なわけでかなり遅かったりする。

勝「私こっちだから!!じゃ!」

幾「はいよっ!!」

勝美と分かれたあとも全速力で走る幾美。
目の前で誰かが走っているが彼女はそんな事は気付いてすらいない。

幾「はあああああああああああっ!!」

残り5m。思いっきり走る幾美。そして…

幾?「ギリギリセ----ッフ!!」

先生「んなわけあるかっ!2人とも、廊下に立ってろーーーーっ!」

幾?「「ハァ・・・ハァ・・・・そんなぁー」」

?(なに、コイツ・・・超シンクロすんだけど・・・・)

幾(ハァ…ハァ…疲れた…ってなにこの男!?)

先生「はぁ。もういい、2人とも席着け。」

幾?「「よしっ!はーい!」」





勝美 幾美