トリガーブラッド~偉大な緑の協力者~

そうして、無言で店に向かうベリルのあとを少年は慌てて追いかけた。

「?」

 さっき色々と食べ物を買った処なのに?

 少年は不思議そうにカートを手に、品物を見ながら歩くベリルの背中を見つめる。

「ゲーム機は持っているか」

「え? うん」

 それだけ聞くとまた歩き出す。

「?」

 缶詰やジュースや簡易トイレまであり、少年は首をかしげた。