トリガーブラッド~偉大な緑の協力者~

 食事を済ませて車に乗り込む。

「どこに行くの?」

「そろそろ夜も遅い。モーテルでも探すとしよう」

 走らせていると、派手なネオンのモーテルが目に入った。

 静かに車を駐めて、目の前の部屋に向かう。

 扉を開くと、お世辞にも綺麗とは言えない部屋が2人を迎えた。

 少年は少し苦い顔をしたが、すぐに表情を戻しベッドに腰掛ける。

 そしてクスッと笑った。

「ここよりヒドイとこにいたことあった」

「……」

 皮肉混じりにつぶやいた少年に目を伏せる。