「紗絵・・・あのさ、これからもよろしくな。」 コウくんが照れくさそうに言った。 「うん!私にはコウくん以外ありえないもん。」 コウくんはすぐ心配そうな表情をするけれど 本当に私はコウくんしか見えないよ。 コウくんの手だから 温もりを感じるの。 コウくんの声だから 安心出来るの。 だから不安にならないで、 私の傍にいてください。