いつからか諦めていた コウくんに愛されること。 いつのまにか決めつけていた コウくんの想い。 本当にバカだったなぁ、私。 この手の温もりは愛情で溢れてるのに。 コウくんのこの温もりをどうして信じれなかったんだろう。 こんなに優しい眼差しをする人なのに。 「コウくん。」 「ん?」 「…なんでもないよ。」 ちょっと甘えたくてコウくんの肩にもたれかかる。