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「紗絵ー!ただいま!」
午後5時。
コウくんが仕事を終えて帰ってきた。
って言っても病室なんだけれど。
「お疲れ様。今日は早いんだね。」
「今日は俺の後輩がお見舞いに来たいって言ってたから連れてきた。本当に体調大丈夫か?」
「コウくんは本当に心配症だね。大丈夫だよ!」
「そっか。よかった。」
コウくんは優しい笑顔を私に向けて頭をくしゃくしゃに撫でた。
カッコイイなぁ。
その笑顔、何回みてもときめく。
「竹下、入れよ。」
コウくんがドアに向かってそう言うと
ドアがゆっくり開けられて竹下さんらしき人が入ってきた。
「こんばんは!紗絵さん。課長の部下の竹下です!!」
自己紹介を元気にしてくれた竹下さんはすごいかわいい人だった。
お目目がくりくりで中性的な顔で・・私よりかわいい・・。
なんか落ち込むなぁ。


