「大丈夫かい?」
心配してくれる、今井先輩。
「ちがうんです・・・すいません、ちがうんです」
不思議そうに私を見つめてくる。
それでも、私は溢れかえる雫を止めることが出来ない。
今井先輩が言ってくれた“可愛いよ”じゃ、胸が跳ねなかった。
でも、でもね?
“ゆりあ先輩、俺が可愛くしてあげる”
突然、私の前に現れた君の宣言
“先輩元からかわいいよ?”
着飾ってない私を褒めてくれた
“に、似合いすぎッス・・・”
ドレスアップした私に照れてくれた。
その度に、私はドキッっとしてたんだよ・・・。
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