ヤンキーガール×プリティーボーイ

「か、華恋ちゃん!?どうし、たの?」



「少しだけで良い・・・もう少し、このままでいさせて?」



なぜか、愛斗に抱きついてしまった。



愛斗は理由も聞かず黙って抱きしめてくれた。



「何で理由聞かねえんだよぉ・・・」



「華恋ちゃんが悩んでるのは気になるけど、華恋ちゃんが俺に抱きしめられて安心するなら、それで良い」



「ありがとっ・・・」



それから数分沈黙の時が流れた。



「よし!もう大丈夫」



「夕飯、何が良い?」



「えっ?愛斗が作ってくれるの?」



「あったり前♪俺、料理とか裁縫とか家事好きなんだ」



あたしと正反対だ・・・