ヤンキーガール×プリティーボーイ

「はー・・・どうすればいいんだよ」



「かーれんちゃん♪どーしたの?そんなため息ついて・・・俺の家に泊まるの嫌なの・・・?」



愛斗があたしを迎えに屋上まで来た。



「ううん・・・ちょっと考え事してて」



「俺で良ければ、相談に乗るよ?」



「だ、大丈夫!さっ行こ♪」



変に見えるかもしれないけど、龍にキスされたなんて絶対に言えない。



「そっか・・・でも、一人で色々ため込まないで?俺がいるんだから」



チュッ・・・



愛斗のキスは浅くもなく深くもない優しいキスだった。



「華恋ちゃんは俺の彼女なんだから♪いつでも甘えて」



『いつでも甘えて』この言葉、よく海里に言われたな・・・



あー。思い出したら涙出てきそうになっちゃった・・・