ヤンキーガール×プリティーボーイ

「ねぇー。まーなーと?」



華恋ちゃんが放心状態の俺の顔の前で手をチラつかせている。



「ホントにお泊まりしてくれるの?」



「だ・か・ら、行くって言ったじゃ・・・」



俺は、俺より二周りぐらい小さい華恋ちゃんに抱きついた。



♪華恋 side♪



いきなり愛斗が抱きついて来た。



「行かないって言われるかと思ったー!」



「そんなこと、あたしが言う分けないじゃん!」



愛斗ってやっぱり可愛い♪



「いつから俺ん家来る?」



「夏休みはじまってすぐ行く」



「嬉っ♪」