ヤンキーガール×プリティーボーイ

「何だ?コイツ華恋のツレか?」



「そうだけど。でも、そいつには絶対触るなよ!」



「そう言われると、触れたくなるんだよねー」



香山と言う男が俺の顎をクイッと上に上げた。



「背は少し高いけど、可愛い顔してんじゃねえか」



もしかして・・・



「俺、男だよ?」



「は?マジかよ。女かと思った」



やっぱりー(涙)



「でもよく見ると、海里に似てるな。つーか、そっくり」



「っ!香山いい加減にしろ!」



華恋ちゃんの様子が少し変だ。



「海里?誰、それ」