ヤンキーガール×プリティーボーイ

「ここは人が多いから別の所行こっか」



何となく聞こえた声。



声のした場所を向くと、華恋ちゃんが四人組の男に囲まれてる。



移動したので、怪しまれないように隠れながらついていった。



「なぁ。華恋は俺のこと大好きだよな?」



は?



コイツ何言ってんの?



「一緒に来たのって女?男?」



「香山には関係ないだろ」



「いーじゃん。教えるくらい・・・」



男が華恋ちゃんの白い頬を撫でている。



「おいお前!華恋ちゃんに触るんじゃねーよ!」



我慢できなくて、男の前にでてしまった。