♪華恋 side♪



ーある日 屋上ー



「ったく。何なんだよ(ムスッ)!」



最悪なんだけど!!!



「龍も竜め・・・なにがアネキだけ頭良いのズルイから、少しの期間だけ勉強するだよ。つきあい悪いな!」



『キィー・・・バタンッ・・・』



誰かが屋上に上がってきた。



すると、あたしに気づいてないのかそのままグランド側のフェンスに近づき、叫んだ。



「二年四組姫城華恋さーん!」



あ、あたし???!



意味分かんないんだけど・・・



何であたしの名前叫ぶわけ?!



「俺は、華恋さんの事が好きだ!・・・なのに、何で俺の前に来てくれないの?」