芳子の夢はいつもカラフルだ

細部まで

まるで風景画のような

美しい情景が広がっている。

一番幸せな夢は、

幼き日の思い出、

母に抱かれて大陸の地平線に

グレープフルーツのような

太陽が沈んでいくのを眺めている

夢である。

母の鼓動までつたわってくる

お母さん・・会いたい