―――――いつも独りだった。 小さい頃から 当たり前のように。 だから温かい家族を見る度に 私はいつも目を逸らして 曇りのない誰かの笑顔を見る度に 顔を伏せて 影で生きてきたあたしは いつしか光におびえた 永遠に 自分を好きになれずに生きる。