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『おじゃまんぼー。』
「あっ、姫~っ♪」
ガバァっと抱きついてきた茶髪美人は
本井 唯。16歳の一個上。
違う高校なんだけど今でもあっちゃんの家を溜まり場としてよく遊ぶ。
「姫、篤志どうにかして…。」
こっちの冷静な黒髪クールボーイくんは
竹下 結城。唯と同じ学年で一個上。
唯と同じ学校なんだけどクールボーイのくせして問題児なんだって。
私、あっちゃん、竹ちゃん、唯の4人は
本当に仲良しで毎日毎日一緒にいる。
・・・ここが私の居場所。
そう思いたい。
だけどやっぱり、
無理して、笑ってしまうんだ。
