交点の烈~沈黙するケイタイ~

「……」

 支部よりは人の気配が多いように感じられる。

 教祖がいるためだろうか? ベリルはそのまま玄関に足を向けた。

「! 何かご用ですか?」

「教祖に会いたい」

 入り口にいた男2人がベリルを止めると、彼は無表情に応えた。

「明日にしていただけますか」

「今、願いたい」

「お帰り下さい」

 威圧感を与えるようにベリルに言い放ったが、彼はギロリと睨み付け男たちを叩き伏せた。