あれから何時間たったんだろう 宏が一人暮らしのマンションへ帰ってからも私はボーっとしていた 今までの宏は彼女が出来ても長くは付き合わず,とっかえひっかえだった 付き合っても私のそばにいてくれた だから淡い期待をしてたんだ いつか気持ちが通じ合うと。 「唯〜ご飯よ」 リビングからお母さんの声が聞こえ返事をしながら階段を降りた