「悪いわね。呼び出しちゃって」

紫龍は、高遠翔平に謝った。

「反省会やってるんだって?」

「そうなのよ。無事に第2部まで迎えられたんだけど、最近、好き勝手に行動起こすようになったから、次に進む前に、気を引き締めようと思ってね。わかってる?翔平」

「俺じゃねぇだろ?アイツラが、好き勝手やってんだろ?」


さすが(-.-;)


「そう!そうなのよ!アイツラが反乱起こしてんのよ”誘拐”の時は、助かったわよ、アンタまで暴走したら、どうしようかと思っちゃったんだから。でね、翔平に協力してもらいたいのよ」

「協力〜?」

高遠翔平は、迷惑そうな声をだした。

「なによ、嫌なの?」

「俺がめんどくさいこと嫌いなの、知ってるだろ?」

「もちろん知ってるわよ。生みの親だもん。でも、あんた、毎回、孔明が出て来た回は、めんどくさい位置にいるわよ」

「そう。あれ、なんだよ。なんで、毎回欄が危ない時、最初に見つけるのが、俺なんだよ。ナイトに任せればいいだろ!欄も毎回際どい格好になってるしよ」

「でも、見るとこ見てんじゃん」

「!!お前が、見させてんだろ!!!欄の巨乳見たって嬉しかねぇよ、それより、祥子とのストーリー入れろよ」

「何言ってんの?祥子との話し、ちゃんと考えてたのに、あんた達が、勝手に秘密主義的な態度とるから、こっちがあぁそぉなんだ、って遠慮してあげたんじゃない!!仕方なく、あんた達の話しは、ボツにしたんだから、これから先もないと思いなさいよ」

紫龍の言葉を聞いて、高遠翔平は無言で、消えて行った。


おいっ(>_<)!


「ちょっと!まだ反省会すんでないわよ!!!」


20分待ったけど、高遠翔平は戻ってこなかった。