ヨーロッパ風の、重そうな扉
天井には、ファンが回り、学校の生徒会室とは思えない
そして
「ハァハァハァ・・・」
息切れする私。
ヤツはむかつくほどすました顔をして息切れしている私をあの勝ち誇ったような目で愉快そうに見ている。
「あのね、一体どういう・・・」
「どういうつもりだろうなぁ」
乙坂は楽しそうに言った。
「ばっかじゃないの、あんな大勢の前で一体何したいって言うのよ」
「馬鹿とは心外だな」
「馬鹿は馬鹿よ、この」
すっとした目に射すくめられた私は、つい口をつぐんでしまう。
・・・こんなの反則よ!!!
心外なことにも、乙坂の美しい顔立ちにドキドキする自分に本当に腹が立つ。
天井には、ファンが回り、学校の生徒会室とは思えない
そして
「ハァハァハァ・・・」
息切れする私。
ヤツはむかつくほどすました顔をして息切れしている私をあの勝ち誇ったような目で愉快そうに見ている。
「あのね、一体どういう・・・」
「どういうつもりだろうなぁ」
乙坂は楽しそうに言った。
「ばっかじゃないの、あんな大勢の前で一体何したいって言うのよ」
「馬鹿とは心外だな」
「馬鹿は馬鹿よ、この」
すっとした目に射すくめられた私は、つい口をつぐんでしまう。
・・・こんなの反則よ!!!
心外なことにも、乙坂の美しい顔立ちにドキドキする自分に本当に腹が立つ。

