Magical☆Player

「ちょっとまどか、勝手に取らないでよ」

「さっきからメール着信のバイブが何回も鳴ってるよね、メール交換のお相手は?」



まどかがにっこり。



全く…このしつこさを仕事に回して欲しいものよ。



「別に」

「女王様のお相手はもちろん皇帝よねー?」

「ただの文化祭の話よ」



携帯電話を取りかえして、メールを見ようとメールロックの暗証番号を入力する。



しかし、視界が急に暗くなった。



どうやら桃子に目隠しされたようだ。
突然のことにびっくりして一瞬手の力が抜けた。