「ほら、行くぞ」
心なしか赤くなった頬に冷たい両手を当てている私に、彼は声をかけた。
「・・・うん」
前を歩くあなたの背中は大きくて。
隣の学校の生徒会長。
悔しいけど、すごく・・・。
春風が、私の頬をかすめていった。
心なしか赤くなった頬に冷たい両手を当てている私に、彼は声をかけた。
「・・・うん」
前を歩くあなたの背中は大きくて。
隣の学校の生徒会長。
悔しいけど、すごく・・・。
春風が、私の頬をかすめていった。

