「客か」
テノールのいい声。
背の高い、端整な顔立ち。
・・・そして、忘れもしない、あの偉そうな態度。
「あっ、あっ・・・」
私は思わず声を上げた。
コツ、コツ、コツ
彼が入ってきた瞬間、にぎやかな雰囲気が一瞬で変わった。
空間を支配した、
そういうのが適切なほどまでに、全員が彼に注目している。
私に気がついた皇帝は、私を見てあの時のように、軽く鼻で笑った。
「あぁ、お前は今朝の」
まさか・・・信じられない
「えーなになに、凛花知り合いなの!?」
私の気持ちなんて関係なしに、夏の目が輝く。
私はそれを無視して目の前の皇帝を軽くにらんだ。
「・・・あの、生徒会長さん?」
「あぁ」
短くそう言うと、ふっと不敵な笑みを浮かべて、続けて言った。
「緑風学院生徒会長、乙坂颯人だ」
テノールのいい声。
背の高い、端整な顔立ち。
・・・そして、忘れもしない、あの偉そうな態度。
「あっ、あっ・・・」
私は思わず声を上げた。
コツ、コツ、コツ
彼が入ってきた瞬間、にぎやかな雰囲気が一瞬で変わった。
空間を支配した、
そういうのが適切なほどまでに、全員が彼に注目している。
私に気がついた皇帝は、私を見てあの時のように、軽く鼻で笑った。
「あぁ、お前は今朝の」
まさか・・・信じられない
「えーなになに、凛花知り合いなの!?」
私の気持ちなんて関係なしに、夏の目が輝く。
私はそれを無視して目の前の皇帝を軽くにらんだ。
「・・・あの、生徒会長さん?」
「あぁ」
短くそう言うと、ふっと不敵な笑みを浮かべて、続けて言った。
「緑風学院生徒会長、乙坂颯人だ」

