校舎から校門までの道を歩けば、
「生徒会長!」「部長!」「凛花様!」
とあちこちから声がかかるのは、普通の光景ではないだろう。
しかし、
この学園、完全に私が支配したわ。
私は笑顔でさようなら、と言いながら2人と並んで歩いた。
「今日はお疲れ様。あとは私が緑風にメールしておくから」
「よろしくね」
まどかが相槌を打つ。
「あと、会計の話なんだけど」
「なんだ、あの人だかり?」
菜々が私を遮った。
「菜々…会長の話ぐらい聞きなさいって」
「ごめん、でもなんか騒がしいぞ?」
そういえば・・・なんだか騒がしい。
菜々が指差す先を見れば、すごい人だかり。
「何アレ…」
「生徒会長!」「部長!」「凛花様!」
とあちこちから声がかかるのは、普通の光景ではないだろう。
しかし、
この学園、完全に私が支配したわ。
私は笑顔でさようなら、と言いながら2人と並んで歩いた。
「今日はお疲れ様。あとは私が緑風にメールしておくから」
「よろしくね」
まどかが相槌を打つ。
「あと、会計の話なんだけど」
「なんだ、あの人だかり?」
菜々が私を遮った。
「菜々…会長の話ぐらい聞きなさいって」
「ごめん、でもなんか騒がしいぞ?」
そういえば・・・なんだか騒がしい。
菜々が指差す先を見れば、すごい人だかり。
「何アレ…」

