私は頬杖をついたまま、誰かがここに集まった理由を聞いてくれないか、わずかな希望を持って待っているんだけど。
誰も今自分が生徒会室にいることを自覚していない。
「…ちょっとあなた達…」
たまりかねた私は、まどかのようににっこり作り笑いをする。
「ここに何しに来たのか言ってごらん?」
「えーっと、凜花と帰る待ち合わせ?」
と小首をかしげて夏。
「夏をいじるため」
と鼻で笑いながら菜々。
「まどかと遊ぶため」
とすまして桃子。
「甘い物には目がなくてね」
とにっこりまどか。
この人達は・・・
「あなた達ねぇ…」
「それでも選び抜かれた生徒会役員かしら?」
誰も今自分が生徒会室にいることを自覚していない。
「…ちょっとあなた達…」
たまりかねた私は、まどかのようににっこり作り笑いをする。
「ここに何しに来たのか言ってごらん?」
「えーっと、凜花と帰る待ち合わせ?」
と小首をかしげて夏。
「夏をいじるため」
と鼻で笑いながら菜々。
「まどかと遊ぶため」
とすまして桃子。
「甘い物には目がなくてね」
とにっこりまどか。
この人達は・・・
「あなた達ねぇ…」
「それでも選び抜かれた生徒会役員かしら?」

