からっぽな街

「ぽくー!ぽくー!ぽくー!」
寝袋や、荷物、散らかっている洋服をずらして、ぽくを探した。
「ぽくー!朝だよー!」
一番端っこの一番隅っこに、荷物と一体化している、寝袋に納まったままの、ぽくを見つけた。
「ほら、ぽく、起きるよ。」
「おはよう。」
むにゃむにゃと、目を擦りながら大きなあくびをした。
トイレに行かせ、歯を磨かせて、着替えをさせた。きらりは、着替えた状態で遊んでいたので、たいしたものだった。