「私も奈美みたいに幸せになりたいな…」 私にはずっと好きな人がいる その人の名前は佐々川浩樹君 中学3年生のとき同じクラスになって佐々川君のキラキラした笑顔に一目惚れした。 でも一年間ずっと同じクラスだったのに 私は一言も彼に声をかけることができなかった… 「大丈夫だよ那智! 高校も佐々川一緒じゃん? まだ接点がなくなったわけじゃないし なんとかなるよ」 「うん…そうだよね! よしっ!私頑張るね!」