俺は瑠璃の家に行って、瑠璃の母さんにこのメールを見せた。
おばさんは、目に涙をためながらも力強い声で言った。

「あの子の決めたことなら。。。
 きっといつか帰ってくるから.....待っとくわ。」

おばさんの顔には”瑠璃を信じている”そう書いてあった。
おばさんは瑠璃を叱ることもなく、しっかりと見守っていて、瑠璃はすごく恵まれてるなって思った。




瑠璃は必ず帰ってくる。
そう信じて待つことを決めた高校2年生の夏。

外では雨が降り始めていた。