「もう帰ろっか?
 お母さん心配するだろうし。」
そういって鈴君は私の顔を覗き込む。

反射的に”まだいたい”と思ってしまったけど、時計を見ると6時30分をさしていた。
私はしぶしぶ首を縦に動かした。


バス停に行く途中にも鈴君と一緒に話をした。
たくさん笑って、楽しい時間を満喫した。



楽しい一日で終わるはずだった・・・なのにね?