「俺のこと信じれないんだったらそれでいい。
 だけど、俺は 瑠璃の事を遊びだなんて思った事は一度もない。
 それだけは信じて。。。」

そう言う彰平の声は私を想ってくれていて。

私の事を大切にしてくれてるんだと思った。

「それじゃあ。 ゴメンな瑠璃。」

私に背を向け歩きだす彰平。

”離れてしまう”そう思った時には声を出していた。

「彰平、待って!!!!
 私が謝らなくちゃいけないの。
 彰平のこと信じれなくてゴメンね。
 私の知らないところでいっぱい泣いてたのにそんなことにも気付かないでゴメンね。
 私、彰平のこと大好きだよ。
 だから...だから、さよならなんて言わないでっ!!!!!」

彰平は私を見る。

「本当に、、、瑠璃はそれでいいの?
 俺でいいの?」

そういう彰平の目は寂しそうで。

「彰平でいいんじゃなくて、彰平がいいの。」


そう言った瞬間彰平の腕の中にいた。

「俺、守るから。」

そういわれて、彰平の腕を強く握り返した。

「瑠璃のこと守るから。なんかあったら俺に言って。
 一番最初に。」

私は首を縦に動かした。